あなたは塗装の仕事をしていると『自分の強みは何か?』と考えたことはありますか?
数多くの塗装業者がいるので、強みがあれば差別化でき、他にはないので長く仕事ができます。
これからは強みは必須になります。
強みを見つけ、磨き続けるメリットは、この先の競争に勝ちづづけることができるので、その理由をお伝えします。
強みがあれば値段を工夫できる
強みを磨くと間違いなくメリットがあります。
その1つは『値段』。
強みがあるということは、値段を自分都合で工夫できます。
・他にはない技術と経験がある
・〇〇材料のスペシャリスト
・数多くの資格所有者
・コミュニケーション能力が高い
などがあれば、信頼もあり多少値段が高くても選んでもらえます。
もし、そうでなければ『安い』を強みで勝負しなければいけません。
・とにかく安くして
・時間も安売り
・売上利益が安いまま
など、安いが当たり前になり、マインドも危険になります。
もちろん選んでいただくためには『比較的安価』も必要なことがあります。
ただし、強みに紐づいた値段にしていかなければ、時間がなくなり疲弊していきます。
値段を自分都合で工夫したいなら、強みを磨き続けましょう。
強みは自信がつく
そして『自信』は欠かせません。
「自分はまだまだ」
「他が自信たっぷりに見える」
「若輩者なんで~」
といったことは、思っていても口にしてはいけません。
言霊があるように、口にだすといつまでも自信がつきません。
それよりも
「自分はできる」
「他は他。自分は自分」
「若輩者ですが何か?」
など、自信があると思っているぐらいがちょうどいいです。
その自信をつけることにつながるもがやはり強み。
自分が思っているだけでなく
・周りを観察した結果見出した強み
・客から認めていただいた強み
があれば、自信につながります。むしろ自信を持ちましょう。
自信過剰になってはいけないですが、自信不足もよくないものです。
段階的、部分的でも良いので、自信を持つようにしましょう。
強みを見つけ磨く
↓
一定のレベルで自信を持つ
↓
強みをさらに磨く
↓
上のレベルで自信を持つ
の繰り返しです。
強みを磨き続けるには、さらに上のレベルを目指すことはもちろん、新しいことをする、難しいことをする方法もあります。
強みはマンネリしない
強みを生かして仕事し続けていくと、最も怖いのは『マンネリ』です。
飽きてしまい、モチベーションが下がりきったら能力を発揮できません。
経験や実績があっても、すごい腕を持っていても、モチベーションが下がっていたら、勝てるチャンスがありません。
モチベーションが下がらないように何ができるかというと『強みにしていく』ことです。
・新しい技法や材料を学ぶ、使ってみる
・他でまいったした現場にあえてチャレンジする
・他業種の「これは使える」を探し出す
などといった、今までの自分にはないことを見つけ強みにしていくことです。
新たな発見や驚きこそ、マンネリ打破になり、次なる強みにつながります。
下請け業者は仕事や売上が不安定ですが、強みがあれば、不安や不満はたいていなくなります。
だからこそ強みを磨くことです。強みがあると、値段を工夫できますし、自信もつくし、いいことづくめです。
まとめ
今回塗装業者が強みを見つけ、磨き続けるメリットがをお伝えしました。
自分の強みを理解し、それを値段に活かす方法に焦点を当てています。
強みが明確であれば、競争が激しい市場でも独自の価値提案を通じて値段を工夫し、利益を最大化することが可能です。
自信を持っていると、顧客に対してもその自信が伝わり、自社への信頼感を高めることができます。これにより、値段に対する感度が低下し、高い価格設定でも客の納得感を得やすくなります。
そしてマンネリを避け、常に革新を続けることで、市場に新鮮さを提供し続けることができます
自身の強みを活かして市場で成功を収めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。