あなたは、急に仕事が少なくなったと感じたことはありますか?
塗装業で仕事をしていると、仕事が少ない時期なんてよくあるものです。
独立当初はもちろん、独立してからしばらくたっても続くことはあります。
そんなときにどう考え、どう対処するかをお伝えします。
1.仕事になる入口を増やす
塗装業で独立したら、決まった給料が出るわけではありませんね。
まずは下請けから始める方がほとんどなので、元請けからの仕事で食べていきます。
そうなると、元請けの仕事が多い、少ないはある程度あります。
・元請けの仕事量で増えたり減ったり
・新たに安くやる下請け業者が見つかった
・物価高なので景気に左右される
こうなると、仕事を増やし安定させるのはあきらめましょう。
安定しよう、仕事を増やそうと考えると
・安くてキツイ仕事でも請けてしまう
・理不尽な仕事でも断れない
・苦手な客でも請けてします
ということになりがちです。
もし安定したいなら、そもそも独立しないほうがいいでしょう。雇われていれば給料はでます。
ただ、不安定だけど楽しいというのが独立です。
・請けるかどうかは自分で決めれる
・値段を決めれる
・休みも自分の判断
など、色んな事に主体的になれます。そうなると仕事の波が多少あってもいいと考えましょう。
もし、不安定を減らしたいなら、複数から仕事が来るようにするのがおすすめです。
・集客用ホームページ
・チラシ
・SNS
などを活用して、仕事につながる入口を増やしておくべきです。
そうすれば、元請けからの仕事が少なくても、他から仕事がくるので問題ありません。
仕事が少なくなるのは、時期的なものや天候、環境、ライバル業者などといった理由からです。
自分の努力ではどうしようもないこともありますので、どんと構えつつ、常に対策していけばいいです。
2.営業は常にやっておく
よくある塗装業者で「仕事が少なくなってきた。やばい営業しなきゃ」と慌てる方が多いです。
しかし慌てて営業しても、すぐに成果につながりません。
まだ下請け塗装業者なら、常に営業をやっておきたいものです。元請けからの仕事量にかかわらず。
『仕事がなくなったから営業をする、仕事があるから営業をしない』ということは避けましょう。
営業はそういうものでもありません。都合がいいときだけ営業しても通用しないでしょう。
日頃の営業が大切です。
・施工ブログで知識や技術をアピール
・チラシで地域の認知度を上げておく
・SNSで有益な情報発信
自社で行動しておくことで、元請けからの仕事が少ないときもでも、ドンと構えておけます。
ただ、営業そのものを改善しておくことも大切です。
・値段
・営業の質や量
・営業の方向性
などを改善しておきましょう。
改善しておくことで営業を続けることが「仕事が少なくなる」リスクを減らすことができます。
仕事が少なくなってからの営業は不利ですし、不安に負けて値下げしなければいけないこともあるでしょう。
常に主体的に先手を打っておきたいものです。
3.常にお金を見て把握する
仕事が少なくなってきても中長期的に、たとえば半年後を見ておくことも大切です。
仕事が少なくても食べていけそうなら、今あわてなくていいわけです。
『あわてる=今すぐ仕事がほしい』という状況だと、営業も交渉もうまくいきません。
不安だと、不思議と焦りのオーラがあるれだし、取れる仕事も逃すこともあります。
平常心でドンと構えておきましょう。
日々仕事の依頼がないと、不安や焦ったりするかもしれませんが、短期的に考えないようにしましょう。
それはお金も同様です。
売上が変動・不安定なら、常に数字を把握しておくことが大切です。
目で見て数字を把握しておくことで『今はどうなのか、半年後どうなるか』と知ることができるので、慌てる必要がないと思うわけです。
それくらい中長期で考えましょう。毎日不安になっていたらしんどいものです。
「仕事が減ってきた」という漠然とした不安ではなく、数字で現実を見るようにしましょう。
以外と仕事は減っていても、お金は減っていないということもあるかもしれません。
そんなときは『嫌いな仕事』を無理に請けなくていいじゃないですか。
仕事が少ない=悪いことにはなってはいなく「意外と大丈夫じゃん」となったりします。
凄く儲かってはいないけれど、食べていけるぐらい稼いでいれば、仕事は少なくてもいいのです。
むしろ仕事は少ない方がいいですし、多ければ素晴らしいにはなりません。
仕事が多くて売上が多くても、時間や利益が少ないなんてよくあります。
その成果を図るためにも、常に数字を見る把握しておくことは欠かせません。
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