あなたは塗装業で独立した後、順調に食べていけてますか？

独立当初は、しっかり食べていくことを目指していくわけですが、ひとまず食べていけるようになってから罠があります。

そんな塗装業者によく陥りやすい、３つの罠についてお伝えしますので最後までブログを読んでください。

1.時間がなくなる罠

塗装業者が、食べていけるようになった後の罠。

1つ目は『時間がなくなる』ことです。

『食べていける＝お金は今のところ大丈夫』という状況になっても、気がつくと時間がないというケースはよくあります。

それは

・安くてキツイ仕事が多い
・工期が極端に短い仕事が続く
・片道2時間もかかる現場ばかり
・元請けからの理不尽な対応させられる
・他の業者のせいでスケジュールが組めない

など、こういった仕事で時間を犠牲にして、食べていけるようになったわけです。

もちろん独立当初は仕事がないので請け続けるしかないです。

お金がなければ食べていけませんので、まずは食べていくのが先決であるのは事実です。

ただ、ずっとこのままでもいいのかどうかです。

今はうまくいっていても

・家族と旅行にいけない
・子供のイベントに参加できない
・自分の趣味の時間がない
・休みが取れない

という状況が続いていいのかどうかです。

食べていけるようになったら『自分の時間』にも目を向けていきましょう。

時間は限りがあります。すぐに足りなくなります。

やりがい搾取になららいように、その罠に気をつけましょう。

2.売上を増やしたいという罠

2つ目の罠は、売上をもっと増やしたいというもの。

・もっと売上を増やそう
・職人を多く雇うべきだ
・店舗を増やして規模拡大

などという迷いが出てくるのも当然です。

もちろん、自らが望んでいれば問題ありません。

しかしあまり望んでいないのに、不安や迷いで、そうしてしまうこともあるのです。

・売上億以上ないと評価されない
・自社職人がいないと信用されない
・コンサル会社に店舗を出した方がいいと言われた

など、誘惑には重々気をつけましょう。

あくまでも自分が納得していれば罠ではありません。納得していない方向に進むのが罠です。

3.塗装業界の常識という罠

塗装業界にある、常識という罠には気をつけましょう。

昔は常識でも、今はそうでないものも多いです。

そもそも、その常識が正しいのかどうか、誰にとっての常識なのかです。

・塗装業界の伝統だから
・なれ合いの組合や団体に入る
・普通はあって当然の常識

などは要注意です。

基本無視して、自分で考えるようにしましょう。

塗装独立後はどっちみち少数派ですし、強烈な競争があるので違いをつくることが大切です。

そんなよくある常識は

・職人を雇って大きくしよう
・ホームページはこだわりデザインで
・ショールームを出す
・規模拡大しないと
・ネット広告すべき
・看板広告を出す
・他業者はやっている
・交流会へ参加しよう
・紹介で仕事を増やしていこう
・安くしないと売れない
・お金はあとからついてくる
・売上は多ければ多いほどいい
・人脈が大事
・元請けの仕事は断ってはいけない
・業者同士みんな仲良く
・好き嫌いで仕事を選んではいけない
・誰かと組んだほうがいい
・安定した収入を目指そう

などなど、気をつけましょう。

誰かか作った常識なんて「ぶっ壊～す」です。

まとめ

今回、塗装独立した後に直面する3つの罠についてお伝えしました。

1.時間がなくなる罠

独立後、仕事が安定しても過剰な仕事量や厳しいスケジュールによって、自分の時間が奪われる可能性があります。

これにより、家族との時間や趣味の時間が取れなくなることがあります。

2.売上を増やしたいという罠

さらに売上を伸ばそうとする誘惑に駆られることがありますが、自分の望む方向でない場合、それは罠となり得ます。

自分の目標に合った道を選ぶことが大切です。

3.塗装業界の常識という罠

塗装業界には様々な「常識」が存在しますが、それらが本当に正しいかどうかを見極め、自分で考えて判断することが必要です。

業界の慣習にとらわれず、自分のやり方を見つけることが成功の鍵です。

これらの罠に注意し、自分の時間を大切にしながら、納得のいく形でビジネスを進めることが重要です。

#外壁塗装独立