あなたは、自分のホームページが他社と同じ内容で不満に思っていますか?
以前業者の方から「塗装のホームページで違いを出すのは大変じゃないですか?」と質問がありました。
塗装業者の施工技術、知識は皆さん高いので、違いを出すのは難しいです。
でも違いを絞り出しつつ、あえてホームページの違いだけで勝負しないようにしましょう。
他社との「違い」はお客さんを見ていない
他の業者との違いを出してアピールするのは大事です。
・施工技術が高い
・塗料の知識が豊富
・施工現場数が多い
・トリプル保証付き
・安心のサポート
など「何ができるのか?」を明確にすることは違いを出せます。
しかし星の数ほど塗装業のホームページはあるので、他の業者とかぶってしまうことはあります。
そうなると他社と違いを意識するあまり「あれも、これも、それもできる!」をトップページ全体にこれでもかと「全部のせ」してしまうのは良くありません。
例えば
・〇〇地域№1
・施工実績№1
・〇〇塗料メーカー実績№1
・当社の業歴は~
など、ゴチャゴチャして、結局何が言いたいのか分からなくなります。
僕の場合、ゴチャゴチャしたトップページは目がチカチカして見ません(笑)
多くのことができるのは素晴らしいですが、初めの段階で全部のせしてしまうのはお客さんが迷ってしまいます。
お客さんは決して、派手でゴチャゴチャしたホームページを見たいわけではありません。
お客さんが見たいのは、自分の悩みや不安を解決している情報を見たいんです。
・コーキングが剥がれていて心配
・クラックや色あせが目立ってきた
・塗装の時期はいつがいいだろう
・塗装業者選びに失敗したくない
などに対して
・長持ちするコーキングあります
・クラックや色あせの補修方法
・ベストな塗装の時期について解説
・失敗しない塗装業者の選び方7選
などの情報がすぐに見たいんです。
なのでゴチャゴチャさせて「迷わす」ことは、お客さんに検討させお問い合わせにつながりにくくする原因のひとつになります。
強みは同じでもいいじゃないか!
他社との違いを出すのは限界があります。
ただ絞り出した違いを、お客さんが求めているとは限りません。
・金額が超安い
・工期が極端に短い
・保証が20年
金額が安ければ嬉しいですが、超安いと怪しくなり不安になります。
短い工期だと、ちゃんと施工しているか心配になるでしょう。
どんな高性能な塗料でも20年は持ちません。無理していると怪しくなります。
極端に違いを出そうとしても、逆効果です。
それだったら他社と同じでも、お客さんが知りたいこと、何に悩んでいるのかを考え、それに対して何ができるかをシンプルに載せるんです。
・何が得意でどんな問題解決ができる
・問い合わせすることでのお客さんへのメリット
・充実したアフター
他にもありますが、最初は3つに絞りだし分かりやすく載せることが大切です。
それから徐々に、あなたの強みを増やし載せていくべきです。
最後はあなた自身で違いをつくる
他社との違いを出すのが難しいなら、あなた自身で違いを出すしかありません。
経験豊富や施工技術に自信があって、見積もり金額が安くても、あなたの感じが悪ければ決めてもらえません。
どんなサービスも最後は「人」で選ばれることが多いです。
「あなた」で違いを出すんです。
電話接客対応、話し方、資格、見積もり書の丁寧さ分かりやすさなど、あなた自身で違いを出すべきです。
あなた自身の違いが気に入ってもらえれば、相見積もりで金額が高くても決めてもらえます。
そうなるためには、お客さんのために何ができるかを、とことん考えることが大切です。
とことん考え、余すところなく絞り出せたことが、あなたの「違い=強み」になります。
この強みが、勝負できるあなたの武器になるんです。
自分の強みを絞り出してみませんか?
「違い」で自社物件100%で回しているパートナー塗装業者が多くいます。