全国で人手不足倒産が急増しています。
それなら、あえて職人、売上を増やさず生き残る方法を考えましょう。
あなたも人手不足倒産になる?
塗装業界は、超が付くほど人手不足です。
首都圏でも厳しいですが、地方はもっと不足しています。
現在職人募集をしても、応募者がくることはありません。
何故なら、有効求人倍率が1.59倍(2017年12月)で44年ぶりの高水準になり、
完全失業率が2.8%(2017年12月)で27年ぶりの低水準になりました。
完全失業率が2.5%前後に下がれば、完全雇用の時代に入り、
ほとんどの人が職に就いていることになるそうです。
こうなると求人募集をしても、応募がない、面接に来ない
すぐ辞めるはますます増えます。
そうなると、こなせる現場数が減り、売上が落ちます。
職人がいないだけで、「人手不足倒産」が増えているんです。
職人も売上もあえて増やさない。逆に減らしてみる。
募集しても応募にこないなら、開き直って対応していくしかありません。
どんなに待っても職人は来ないんです。
それなら今いる職人の数でこなせるだけの仕事量にして、
あえて売上を減らしてみてはどうでしょうか?
売上を増やそうと思えば、人を雇うしか方法はありません。
そうなると売上は増えても人件費は上がり、利益は減る可能性があります。
職人が定着しない・不満を言われる・ストレスが増えるといったデメリットもあります。
逆に売上を減らそうとすれば、覚悟もでき、仕事の取り方やり方の改善につながります。
・割に合わない元請けの仕事を減らす
・自社案件を増やし利益率を高くする
・単価を上げる
こういったことに不安を感じるなら、売上を安定させよう増やそうとするからであり、
逆に売上を減らしてもいいと思えば、そのハードルも下がります。
自社案件で利益を高くしていく
小規模でも売上を減らし、食べていくには自社案件を増やしましょう。
自社案件こそ利益が出せます。
利益を高くできるのは、元請けの紹介では厳しいです。
売上はあえて減らし、自社案件で利益を出すことで、職人を増やさず職人に投資ができ離職率が減るんです。
今いる職人の数でも、しっかり利益を出していくことで、職人を募集する面倒くさいことを止めることができます。
この先塗装職人はますます減り続けていきます。
人手不足倒産にならないように、今のうちに仕事の取り方を働き方を見直して行動するときです。