厚生労働省が発表した塗装業が分類される金属・建築塗装工の平均年収は、平成28年40.2歳でおよそ450万円。
この金額を聞いて「え!みんなそんなにもらっているの」
「自分はどれだけ安働きさせられているんだ」とびっくりした人もいるかもしれません。
やはり働いているからにはそれよりも更に、高い報酬を求めるものです。
独立をしている人の中には年収1500万円を超えて、社員を抱えて羽振りの良い生活をしているという話も多く聞きます。
しかしそのような成功は一握りの人のみで、現実はなかなか厳しいものです。
「独立するだけなら誰にでもできるけど、その先やっていけるのか」という不安がある方がいます。
独立したけれど、うまくいっていないという方にも、知っておいてもらいたい
塗装で独立成功するために必要なことについてご紹介します。
下請けはできるだけ早くやめる
独立して最も欲しいのは何と言っても仕事ですよね。
数ヶ月先まで仕事が入っていれば、身体はきつくても気が楽かもしれません。
しかし実際に下請けで仕事に入っていたりすると、その多くは利益率の低い仕事をせざるを得ません。
下請けに入っていれば、自身で集客する必要はありませんが、
元請けによって値切られ、そこからコストを抜くと利益はほとんど残らない。
これではなんのために独立をしたかがわからない状態です。
有能な職人を稼がせる
あなた一人だけで終わらせられる仕事だけなら、わざわざ独立するのは気苦労と負担ばかりが増えるだけです。
独立当初はそれでもいいと思いますが、徐々に仕事の規模も大きくして
助っ人や社員がいないとできない現場も出てくると思います。
日本は超高齢化社会を迎え、労働人口は減少の一途を辿っています。
仕事があっても有能な人材がいなければ、あなたの仕事は捗りません。
日頃から一緒に仕事をしている職人を稼がせないと、継続的に付き合ってもらうのは厳しくなります。
独立すぐにHPを出し元請けを目指す
独立で成功するためには、すぐにHPを制作し元請けを目指すことが大事です。
下請けだけ始めて、経験を積んで元請けを目指すのは遅いです。
下請けもやるけど、直接個人から請けることもやっておくべきです。
下請けばかりでは利益を確保するために、数をこなし休みなく働き続けるしかありません。
HPで集客を行い直接売上を出せば、下請けよりも多くの利益を確保することができます。
利益が上がれば優秀な職人確保にお金をかけることができます。
優秀な職人が増えれば、利益率の高い現場を増やせます。
売上も高くなり、安定した収益になります。
独立したら、すぐにHPを制作することが成功の近道です。