元請けとの関係は大事にすべきです。
しかし、元請けからの紹介案件だけを請け続けていると、『下請けのマインド』が根付いてしまいます。
決して元請けの紹介案件がダメではなく、元請けにおんぶにだっこだとあなた自身がきつくなり、不満や不安が増えていきます。
下請けマインドとは
下請けマインドとは、いったいどういう状態でしょうか。
『常に元請けから現場紹介がくるので、先の仕事が比較的安定し楽』
自ら営業して仕事を取らなくて良いので、売上やスケジュールなど心配しなくていいです。
先の仕事があることは、下請け業者にとってメンタル的に安心できます。
しかしこの状態が長く続いていくにつれ、マインドが『待ちの状態』に陥ります。
『待ちの状態』が長く続くと、元請けとの関係は強烈な上下関係が出来上がります。
それは『元請けの仕事がなくなると、経営事態にかなり影響がでる』→『きつく安い仕事でも断れない』
元請けの現場紹介がなくなれば、不安が大きくなります。
人は不安が大きくなることを回避するために、今ある状態から抜け出すことができません。
人は変化を恐れます。
きつく安い仕事に不満や不安だったとしても、変化するとこを極端に恐れるんです。
今の状態を自ら変わる事ができません。
まさに「下請けマインド」となり、思考が元請けにコントロールされている状態になるんです。
元請けマインドで仕事は楽しい
下請けで満足している業者はいます。
満足なら、必ずしも下請け脱却する必要はありませんし、おすすめしません。
しかし、下請けマインドに陥りたくないなら、少しずつでも対処していきましょう。
いきなり元請けとの関係を切るんではなく、『少しずつ減らしていく』ことが大事です。
そらはやはり、自社案件を増やすことです。
月に1件~と少しずつでも増やしていき、同時に少しずつ元請けの割に合わない案件を減らしていく。
元請けの案件を100%→80%→50%と可能なら1年の期間で減らす。(理想です。もっと早い業者はいます。)
自社案件を50%以上で回していけるようになると、現場の質、売上(粗利)が良くなります。
自社案件が70%になると、完全元請け状態になるのは時間の問題となるんです。
こうなれば、あなたのお客さんも増えている状態となり
↓
口コミが増え
↓
お客さんがあなたの営業マンとなって仕事を持ってきてくれる
↓
先のスケジュールが埋まる
↓
不安がなくなる
↓
どんどんやる気が出てもっと頑張る
↓
売上(粗利)が高くなる
この状態になれば『元請けマインド』となります。
一日でも早く下請けマインドをやめて元請けマインドになりましょう。
元請けマインドになれば仕事は楽しいです。
下請けマインドをやめて、元請けマインド業者になりませんか?
ゆいまるパートナー業者には下請けから、100%元請けになった業者がいます。
下請けマインドチェック
- 年間通して下請け現場が70%以上ある。
- 元請けの紹介現場が、きつくて安くても断れない。
- 横のつながりが少ない。(元請けとの関係しかない)
- 職人の離職率が高い。
- 毎年仕事の変化がない(現場の内容が変わらない)
チェックの数が3個以上ある方は下請けマインドです。たった1回のお問い合わせで、元請けマインドに変われかもしれません!ご連絡下さい!