チラシを出しても契約しない。
契約以前に、問い合わせが、、、ない。
もしかすると、あなたがお金を使って出した広告、誰も見ていないかもしれません。
そこで今回は、外壁塗装業のあなたへ、見られる広告のポイントを紹介します。
1: 外壁塗装業の広告とは
はじめに、外壁塗装業の広告には、どのようなケースがあるのかを見ておきましょう。
最近の流れとしては、大きく分けてこの2つであると言えます。
(1)チラシ
昔からある方法「チラシ」です。
チラシは何十年も続いている広告方法ですから、効果があることに間違いはありません。
そのため、新聞の折り込み広告などに、次のような業者がチラシを入れています。
・大手業者
・リフォーム業
・ホームセンター
・営業会社
・地元業者
いかがでしょう。
あなたの会社は、これらの競合の中でチラシを入れることになります。
この中で、あなたの会社のチラシが読まれている自信がありますか?
お客様は、外壁塗装だけでも、こんな選択肢を持っているのです。
お金を使ってチラシを出しても、全く効果が感じられないのなら、
このような競合に負けているということになります。
(2)ホームページ
もうひとつがホームページです。
最近は、どの業種でもホームページを持っているところが増えました。
あなたの会社もお持ちかもしれませんね。
でも、持っていても、ホームページからお客様が集まってこなければ、存在している意味がありません。
よく考えてみると、地域の状況やお客様のライフスタイルによっては、
ホームページは必要ないということもあり得ます。
あなたが集客したいお客様が、インターネットを使っている世代なら、ホームページは最高の広告になります。
「ホームページがあれば集客できる」と考えておられる方も希にいらっしゃいますが、
ホームページは万能広告ではありません。
自分たちの仕事、自分たちの地域をしっかり見据えた上で、
チラシとホームページを使い分けることが必要です。
2: 見られる3つのポイント
2.1: 見た目のインパクト
チラシの場合、どのように見られているのかを想像してみてください。
朝刊がテーブルの上にあります。
ご主人や奥さんがパラパラとチラシを見ていきます。
じっくり見ることなんてあり得ません。
スーパーのチラシや車のチラシなら、少しは興味を持って1秒くらい視線を止めるかもしれませんね。
しかし、このようなチラシ以外なら、パラパラとめくっていくだけですから目に留まることは希です。
ですから、チラシにはインパクトが重要なのです。
パッと1秒見ただけで、お客様が必要かどうか判断できることが大切なのです。
そのためには、
・何屋なのか
・何を得意にしているのか
また、写真には
・人の顔写真を入れる
・明るく誠実なイメージを出す
このようなことに注意してもらいたいです。
2.2: わかりやすい
主力商品の中で、集客用商品と利益商品を分けてチラシには掲載しましょう。
主に、オモテ側に集客用商品。
ウラ側に利益商品がわかりやすいですね。
他には、施工内容を詳しくステップバイステップで掲載しておくと、
さらにあなたの会社が、どのようなことをしてくれるのかがわかりやすく伝わります。
後は、簡易式の外壁診断チェックシートを用意できれば、実際に診断していただくことで、
体験が生まれますから、コミュニケーションへ一歩近づいてもらうことができます。
2.3: 安心と信頼
外壁塗装に不信感を抱いているお客様もいらっしゃいます。
過去、どこかの業者に依頼したとき、見積もりよりも追加費用の方が多かったとか、
後で必要だと言われて追加請求が来たとか。
こういった経験をされている方もいらっしゃいますから、
チラシには「安心と信頼」が必要となります。
そのためには、
・保証をつけてもいいでしょう
・人を前面に出し、人柄で勝負してもいいですね
・どのような会社なのかを写真で見てもらうのも必要です
競合と差をつける必要もありますが、その前に、
自分たちは信頼できるということを全面にアピールしておきたいところです。
3: 賢いお客様が見ているポイント
賢いお客様はチラシ1枚から、信頼して依頼できるのかどうかを見抜いています。
では、どのようなところを見ているのかというと、、、
・安さだけが売りになっていないか
・なぜ安いのかを説明しているか
・地元に根付いた業者なのか
最後の「地元に根付いた業者」という部分は、普通にあなたの地元でチラシを出せばクリアできます。
しかし、上の2つには、気をつけないといけません。
「安いです!」ということは簡単ですが、それだけが売りなら、お客様は感じます。
「ここ、大丈夫なのか。。。」と。
ですから、安さを出すときには「なぜ安いのか」という理由を、
明確にし、具体的に伝えることを忘れてはいけません。
「これこれ、こういう理由なので、安くできています。」
このように説明できるなら、安い理由が一目瞭然ですから、
お客様も安心して、あなたの会社を選ぶことができるでしょう。
4: まとめ
今回は「チラシ」をメインにお話しましたが、実はこの内容は「ホームページ」にも活用できます。
と言いますのも、ホームページはチラシ以上に競合がひしめいています。
まさに「星の数」ほどある競合の中から、あなたの会社を見つけ、選んでもらわないといけません。
そのためには、チラシに必要なことは、そのままホームページにも必要なのです。
地元近くには「チラシ」で広告。
少し離れたところには「ホームページ」で広告。
どちらも今回お話しましたポイントを押さえておくことで、スルーされることが減り、
見られない広告から、見られる広告へと変身することができるはずです。