想像してみて下さい。
あなたは65才になっても、足場に上れますか?
重たい塗料一斗缶を持って、屋根塗装ができる自信がありますか?
少し不安になったあなたは、今からやっておくことがあります。
下請けは安定という錯覚
塗装職人を志し、知識や仕事を覚え、経験を積んだら独立。
しかし、せっかく独立しても、元請け塗装会社から仕事をもらう下請けからスタートです。
元請けから仕事がもらえれば、自分で顧客を獲得するのが不要で、ある意味では楽な側面もあります。
一方で下請けのリスクもあります。
・元請けが常に安定した経営状態であるとは限らず、突然仕事をもらえなくなる
・同業会社との競合の中で仕事を確保するため、格安できつい条件で受注し、それを下請け業者に押し付ける
・いつ元請けから切られるか分からないので、ビクビクしながら休みなく働いて家族との時間がない
仕事を継続的にもらうために、こうした元請けからの厳しい条件にも応えざるを得ません。
それでも若い間は何とか我慢して対応できるかも知れません。
しかし体力の衰えと共に、こうした無理は次第にできなくなってしまいます。
下請けに甘んじていれば、歳を重ねるごとに体力の衰えと共に、収入が減少し厳しい生活を強いられます。
下請けを脱却して自主独立の会社を目指すべき
下請け業者のリスクと課題から脱却するために、自分で顧客を獲得し、完全に自主独立した業者へ目指す事が大切です。
もちろん、一気にそうした転換はできません。
しかしそこを目指して少しづつでも、自社で直接仕事を受注し、下請けの比率を落として行く必要があります。
直接顧客から仕事を受注するためには、まず自社を知ってもらう必要があります。
そして受注した仕事を培った知識と技能で着実にこなし、アフターケアにもしっかり対応し、地元の信頼を獲得していく事が必要です。
コツコツと真摯な姿勢で地元密着で仕事を行う事で、地元での口コミも増え、地元に可愛がられる塗装会社として、真の自主独立業者へと転換する事が出来ます。
下請けを脱却し、自主独立の塗装会社となる事で、自分の時間は自分でコントロールでき、家族との時間を確保できる様になります。
さらに高齢化して、自分で現場仕事が難しくなっても、職人や下請け業者に働いてもらう事で、元請け業者として安定した仕事を進める事が可能なのです。
塗装コンテンツマーケティングこそ安定した収益になる
自主独立のためには、やはりホームページを開設する事が最も有効です。
しかし、単にホームページを開設すれば良いと言うものではなく、集客のために内容構成が大事になってきます。
それはコンテンツマーケティングを取入れ、塗替え見込み客の悩み対し、価値ある情報を提供することです。
外壁の色あせや遮熱塗料の効果など、様々な悩みに対してブログコンテンツで解決解説することで塗り替え見込み客は集ってきます。
塗替え見込み客は、明確な悩みがあってHPを見に来るんです。
自分の悩みを解決していれば、あなたを信用しお問い合わせしようと思います。
デザインにこだわったHPを見たいわけではありません。
他にも仕事への取組み姿勢・理念、保有するスキルや施工実績、アフターフォロー体制等、自社の特徴、差別化をしっかりと訴求できるものである事が大切です。
こうしたHP開設で、認知度を上げると共に、実績を積み上げる事で2,3年先には地元で広く知られる塗装業者となり安定した収益につながります。
あなたの末路が、安くてキツイ下請け人生なのか、元請けとして安定した人生なのかは、これからの行動で決まります。