あなたは、ホームページを持っていても「そろそろリニューアルしなきゃ」と考えていますか?
「見た目がちょっと古くなってきた」、「もっと流行のデザインにしたい」など理由はさまざまです。
ただ、外壁塗装業である以上「売上アップのために集客できるホームページにしたい」というのが本当の理由ではないでしょうか。
その前に、リニューアルする際に注意する点がいくつかありますので、続きを読んでみて下さい。
ドメインの引き継ぎ(移管)
ホームページにはドメイン(〇〇.com)という住所のようなものがあります。
リニューアルに際しては、この住所に当たるドメインを引き継ぐことが必要です。
なぜなら、ドメインの引き継ぎによってこれまで積み上げた評価も一緒に引き継ぐことが可能だからです。
新しいドメインでゼロからホームページを育て直すよりも、引き継ぐ方がメリットがあります。
リダイレクト
リダイレクトとは、ホームページの引っ越しに伴いURLの転送を自動的に行うことです。
ホームページのリニューアルではサイト構成が以前と異なることが多いので、リダイレクトしておかないとエラーとなってページにアクセスできなくなってしまいます。
リダイレクトは自力でも可能ですが、ある程度の専門知識が必要ですので専門会社に依頼する方がよいでしょう。
404エラーページの設定
ホームページのリニューアルによって、以前あったページが消えてしまうこともあります。
それを放置しておくと、何も知らない訪問者がアクセスして、ホームページ自体がなくなったと勘違いされてしまうことがあります。
そういうことのないように対策が必要です。「404エラーページ」があり、それを見ればなぜエラーと表示されるのか、どうすればよいのかといったことを訪問者に示すことができます。
SEO対策の引き継ぎ
これまでホームページを持っていたのなら、何らかのSEO対策を講じていたのではないでしょうか。
SEOを意識して作ったページがあるなら、リニューアルした際にもしっかり引き継いでおきたいところです。
リニューアル先に引き継ぐことによって、新しいサイトの公開と同時にすでにSEO対策が整った状態でスタートできます。
つまり、それだけ集客がしやすい状態にあるわけです。これまでSEO対策にコツコツ努力してきたのであれば、ぜひともリニューアル先のホームページにその労力を引き継ぎましょう。
情報の選別
ホームページのリニューアルを機に、これまで掲載していたページの内容を見直しましょう。
なかにはユーザーにとってあまり有益でないページ、集客につながっていないページもあるはずです。
そうしたページをリニューアル先でどうするか考える必要があります。
一つ目に考えられるのが、役に立っていないページは捨てる、つまり、引き継がないという決断です。
不要な情報を引き継いでも意味がないどころか、ホームページの評価自体を下げることにもなるため、ブラッシュアップするに当たってしっかり検討してください。
もしくは、新しいホームページにも一応引き継いで、「noindex」タグを付けるという方法もあります。
このタグが付いたページは検索エンジンにインデックスされなくなるため、そのページのせいで評価を下げることを避けられます。
もう一つの方法としては、役に立っていないと思われるところはすべて書き直し、新しい内容で引き継ぐ方法です。
ホームページの充実という意味では余力があればやっておいてよいでしょう。いずれにせよ、役に立っていないページをそのまま引き継いでしまわないように注意してください。
アクセス解析ツールの設定
ホームページをリニューアルしたら、アクセス解析ツールを正しく設定しておく必要があります。
少なくとも「Googleアナリティクス」と「Googleサーチコンソール」の2つは設定しておくべきでしょう。
これらのアクセス解析ツールを設定していないと、せっかくリニューアルしたのにアクセスがどう変化したかがわからず、集客のための工夫ができなくなってしまいます。
内部リンクの確認
リニューアルしてホームページの構成が変わると、URLの変更によってページ同士のリンクがうまくいかなくなることがあります。
そうなると、リンクをクリックしてもエラーとなってアクセスできません。
これはGoogleの評価でもマイナスポイントですので、ホームページのリニューアルの際は、自分でも実際にすべての内部リンクをクリックして確認しておくことが大切です。
まとめ
ホームページをリニューアルする際に注意する点をお伝えしました。
リニューアルする中には、ガクッと検索が下がることがあったり表示されなくなる事もあります。
逆にグッと上位表示されて、前よりお問い合わせが増えることだってあります。
こういった課題は、素人がやろうとすると時間が掛かってできないことが多いです。
費用が掛かっても、専門知識がある方や制作会社に依頼して自分の時間は別で使いましょう。