あなたは、売上が増えないと悩んでいますか?
売上を上げるためには『職人不足』の問題を解決しなければいけませんし、事業展開をどうすべきかで悩んでいる方も少なくありません。
今回、ゆいまるWebのパートナー業者で、一人社長なのに1億5千万の売上を達成した事例を参考に、事業展開のあり方を提案したいと思います。
事業拡大の課題
あなたと2,3人の職人の状況から、売上を増やそうとすると課題が出てきます。
それは『職人を増やして現場数を増やさないといけない』です。これは合理化が困難な塗装業の課題と言えます。
さらに人手不足で職人の成り手も少なく、確保できたとしても、一から仕事を教え込んでいては売上増も遅々として進みません。
しかも職人を増やすことで『人や物に対する管理コスト』もかさみ、利益を圧迫することになります。
しかし、そんな課題を克服し売上増を達成したのが、パートナーS業者の事例です。
小規模を維持し外部委託で売上増を図る
自社の規模は、数名までの体制を維持し『負けない経営を堅持する』ことが大切です。
その上で、自社でカバーしきれない受注分を外部委託にすることで、現場数の増加を行うのです。
パートナーS業者は、一人社長で社員は一切いません。ほとんどの現場は外部委託しています。
外務委託するこで
・職人を増やさなくていい
・求人をするコスト、面接の時間削減
・職人の不満に対応しなくていい
・職人同士のトラブルがない
・職人を育てる必要がない
・育てた職人の独立ダメージがない
他にもあり、職人を増やし抱えるデメリットがありません。
外部委託先への対応スタンス
塗装業界では『元請けから下請け』の業務形態は昔から続いています。今でも施工の全てを下請けに丸投げする傾向が強いです。
下請けに発注する元請けは、利益を確保するために下請けに対して厳しい工期や日当での施工を要求します。
これでは、外部委託先はあなたのことを信頼して長期的に仕事を請けてもらえなくなってしまいます。
外部委託業者は、下請けではなく、共存共栄を図れるパートナーだとのスタンスで向き合う必要があります。
プレーイングマネージャーであり続ける
外部委託で売上増を図る際に、もう一つ堅持すべき点は、あなた自身が『管理のみを行うマネージャーではなく、プレーイングマネージャーとして職人の仕事も継続すべき』です。
外部委託先が現場で施工する際に、そのスキルに応じて適切な指導を行い、自分の満足できる施工を委託先にしてもらえるようにする必要があります。
そのためには、過去に培った自分の知識や施工スキルに頼るだけでは不十分です。
日々外壁屋根建材が市場に投入され、また新たな塗料が次々と開発される現在、常に現場で見て触れて、自身の知識や施工スキルを高め続ける必要があるからです。
その現場感覚を持つことで、顧客に有益な情報をホームページで発信し続けることができ、それがさらに集客につながります。
実際にパートナーS業者のホームページから、個人だけでなく新規元請けとつながり売上を増やしています。
まとめ
独立開業し、下請けを脱却して事業を軌道に乗せ、これからの事業展開をどうすべきか悩んでおられる方は多いです。
実際にゆいまるWebがサポートしているパートナーS業者は、一人社長で1億5千万円の売上を達成しました。
売上増のために自社の人員拡大を図るのではなく、外部委託先に施工を依頼すること、そして外部委託先は従来の下請け業者としての位置付けではなく、共存共栄を図れるパートナーとして信頼を構築する点が大切です。
また、あなた自身はマネージメントのみを行うのではなく、職人として施工にも携わり続けることもポイントです。
職人として、相談・見積もり、そして施工を一貫して行って来た機動力とスキルを維持し続けるために、そして顧客にホームページで有益な新たな情報を発信し続けるために、これは絶対必要なポイントです。