営業や集客がうまくいかない要因に、そもそも認知度が低いということがあります。
誰にも認知されていなければ、顧客は来てくれません。まずは、顧客に対して自社を知ってもらうための行動が必要です。

外壁や屋根塗装だけでなく、さまざまなサービスにも言えることですが、

「どのような相手にどのようなサービスを提供できるか」を、具体的にしなければ、営業活動はうまくいきません。

ターゲットを定めることで、どのような相手に営業をかければ良いかが見えてくるので、効率的な営業活動ができるでしょう。

「認知度が低い」にも共通しますが、自社がどのようなサービスを提供しているのかが伝わらなければ、そのサービスを利用したいと思ってもらうことはできません。
具体的にどのようなサービスが受けられるのかや、他社と比べてどちらが魅力的かで、顧客はサービスを選択します。
どんなに顧客に寄り添った素晴らしいサービスを提供していたとしても、その内容がわかりにくければ、成約に至ることはないでしょう。

見込み顧客となりそうな住宅や企業、施設などに営業担当者が直接出向いて営業をおこなうのが、訪問営業です。
飛び込み営業とも言われ、外壁塗装業界では従来からよく採用されている営業方法です。

見込み客に直接営業できる訪問営業ですが、ネガティブなイメージが定着していることなどから、成約率が低い営業方法と言えます。

チラシやホームページなどからのお問い合わせをしてくれた人に対応するのが反響営業です。
顧客が能動的に動いて問い合わせをしてくれるので、やりとりもスムーズで成約率も高い傾向にあります。
インターネットなどでの情報収集が主流となっている現代では、より効果的な営業方法と言えるでしょう。

ポスティングは、見込み顧客となりそうな住宅や企業、施設などのポストに自社のチラシを投函する営業方法です。

見込み顧客となりそうな住宅などにアプローチするという部分は、訪問営業と同じです。
ポスティングの場合は、飛び込み営業のように丁寧に一件一件説明する必要がなく、効率的に多くの顧客にアプローチができます。

さらに、興味を持った顧客が能動的にお問い合わせをしてくれるので、成約率も高くなるでしょう。

近年は、インスタグラムをはじめとするさまざまなSNSで情報を収集するという方も増えています。
ポスティングによって業者の存在やサービス内容の概要を知ったうえで、SNSで情報を収集するという方も少なくありません。

自社のSNSアカウントを作り、サービス内容や施工事例などを発信することで、興味のある顧客からのお問い合わせが来る可能性が期待できます。SNSも積極的に取り入れると良いでしょう。

ホームページを充実させることも効果的です。
チラシや看板・広告などを見て興味を持った人は、「どんな会社かな？」「料金や具体的なサービス内容が知りたい」などの理由で、インターネットで検索することが考えられます。
このときに、自社のホームページが無かったり、ほとんど更新されていないようなサイトだったりすると、顧客は離れてしまう可能性が高いです。

ホームページでは、自社の強みやサービス内容、施工実績などを自由にアピールできるので、見込み顧客に効果的に自社の魅力を伝えることができます。

SEOという言葉を聞き慣れないという方も少なくないでしょう。
SEOとは、「検索エンジン最適化」と呼ばれるもので、Googleなどのブラウザで検索をしたときに上位表示させるための対策のことです。

どんなに素敵なホームページを作っていても、そこに訪れてくれる見込み顧客がいなければ、成約には繋がりません。
そこで、ブラウザで検索したときに上位表示されることが重要になってきます。

例えば、「外壁塗装　横浜市」と検索するとします。
このときに多くの人が見るのは1ページ目の上の方に表示されているサイトや記事であると考えられます。
2ページ目以降のサイトをしっかりと見るという人は少ないです。

そのため、見込み顧客が検索しそうなキーワードで上位に表示されるような対策が重要なのです。