先日大和市の塗装業者から「建設業許可があった方がHPの見栄えがよく集客できると思う」と話していました。
建設業許可は、業者にとって信頼の証になる一つではあります。
建設業許可は水戸黄門の紋所になる
昔テレビでやっていた、水戸黄門の「この紋所が目に入らぬか~」。
一度は言ったことがあるセリフですよね。
悪党がひれ伏して、スカッとします。
その紋所は徳川が認めた、立派な証です。
建設業許可も県が認めた、立派な紋所になります。
建設業許可を持っていればメリットがあります。
・500万以上の案件を受注できる
・社会的信用が増す
・経営事項審査を受け公共工事に参加できる
建設業許可を取得するには、純資産500万以上や事業年数、社会保険加入など様々なことをクリアしなければいけません。
クリアできて取得できれば、取得していない業者と差別化できます。
HPに堂々と掲載できれば、見た目にも良く社会的信用は高くなります。
元請けから500万以上の案件の話しをもちかけられても、建設業許可がなければ下請けることができません。
チャンスをものにできなければ、早めに取っておけば良かったと思うでしょう。
しかし建設業許可を取るには、最短でも約1か月はかかるので早めに登録手続きしたほうがいいでしょう。
公共工事に参加できるのも、大きな魅力です。
経審(経営事項審査)を受け、入札参加資格を取得できれば公共事業を直接請けれます。
公共工事を直接請けることができれば、安定した売り上げにつながります。
他にも融資が受けやすいなどメリットはあります。
許可の有無が大きな案件につながる
「この建設業許可が目に入らぬか~!」で「ははあー」とはなりませんが、建設業許可はあった方が色々と役には立ちます。
例えば一般戸建の施工費用は、年数、大きさによりますが平均90万円ほどです。
しかし小規模な集合住宅なら、場合によっては大きな案件を受注できるかもしれません。
大きな案件ほど、依頼する側としては許可の有無は最低限の判断基準になるでしょう。
そこで許可をもっていれば、選定の中の一つになります。
実際にゆいまるパートナーの中に、170万の案件を集客受注した業者もいます。
許可、資格など取れるものは取りにいく
建設業許可だけでなく、一級塗装技能士などあらゆる許可、資格を取りに行きましょう。
塗料メーカーの認定施工店だって、全然OKです。
某塗料メーカーHPにある認定施工店ページから、直接業者へ見積り依頼が来たなんてこともあります。
そういう意味では可能な限り取りにいくことで、業者の成長と信用につながります。
いくら「ウチは業歴10年」と言っても、資格の有無では違ってきます。
集客は必ず相見積もりです。
相見積もりされることを前提とするなら、最終判断で許可や資格の有無で決められるかもしれません。
1%とでも受注率を高くするなら、許可や資格を積極的に取りにいきましょう。